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売上げ向上のプランニング (その1)

 

 


今回はは飲食店の行動プランの立て方とイメージ戦略の2点から売上げ向上策を、考えてみることといたします。(飲食店以外の業種では必要売上高の計算方法を変えてご使用下さい)


2009/7/6  菊 池 芳 平  


 

行動プランを立てる前に

 

多少計算的になりますが

行動プランの前に、年間の必要売上高を計算します(経費は直近3期の決算書の平均値でかまいません。ただし人件費は最低必要な計画金額とします。分かりやすくするため厳密さを欠きますがご了承下さい)


 

年間経費(年間営業経費+年間人件費+年間仕入れ等の原価)=必要売上高

 

(注1)        銀行返済がある場合は、年間経費に組み込みます。(銀行返済額は経費ではありませんが、その返済原資は利益であることから最終的に必要売上高の計算根拠とします)

(注2)        諸経費で大きく増加または減少が予想される場合は、増減額を見積もって計算に組み入れます。  

     
 

 

次に絶対的な売り上げ不足額の年間計算をします

必要売上高−今期の売り上げ実績見通し=不足年間売上高

 

さらに年間不足額を一日に落とし込みます

 

不足年間売上高÷年間営業日数=一日不足売上高

     (飲食店以外の業種では一ヶ月あたりの不足売上高でもかまいません)

 

次にこれを一日不足客数に換算します

一日不足売上高÷客単価=一日の不足来店客数

( 飲食店以外では現在顧客への割り振り額と新規顧客獲得件数とその売上げ見込み額から不足顧客数を割り出します)

 

 

 

 

この一日の不足来店客数の増加が目標となります

 

 

 

 

行動プランの立て方

 

目標を達成するための行動プラン

 (ブレーンストーミングやKJ法等により、スタッフ全員でなんでもよいですから
10項目くらいをみんなで知恵を絞って考えて列挙して下さい)

 

             

             

             

             

             

             

             

             

              10

 

この10項目を取捨選択し、絞り込みをします。(重要なものを抽出することでスクリーニングといいます)

つぎにウェイト付けをします。目標達成に必ず必要なものを重要度の高いものから順に並べ替えます。

 

重要度の高いものから行動計画表をたてて実行します

行動計画表はこれらの対策が記入されていること、向こう1ヶ月から3ヶ月くらいの日程が記入されていること、行動担当者と責任者が記入されていること等を満たしているお店独自のものをつくります(毎日の必要売上高と実績売上高の記入欄も設けます)

 

実行したなら毎日、行動計画表に記入し、評価も記入します

(効果が出ない場合はさらに検討を加え、行動計画を練り直します)


 幣所のお客様には、売上UP作戦シート をご提供できます。ご希望の場合は、お電話またはメールにてご連絡くださいますようお願いいたします。


  内容は以下のとおりです。
 (新規顧客獲得対策/顧客維持対策/リピート向上対策/買い上げ点数向上対策/売り単価向上対策/待ちの経営/攻めの経営)


(イメージ戦略については次回に掲載いたします。)

 

売上向上のプランニングその2 はこちら 

 

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