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売上げ向上のプランニング (その2) 



 

お店のイメージ戦略

 

2009/8/1  菊 池 芳 平  

 


  前回に続き、こんどはお店のイメージ戦略を考えてみましょう
売上UPをはかるには、お店のイメージも大切です。

なぜなら、お客様はお店のイメージ、価格、品質、サービス等(お店の属性または特徴)を直感的に他店と比較し、購買を決定するからです。

お店のターゲットとするお客様が最も支持してくれる属性(特徴)を選び、これをお店の中心にするのですが
じつはこの作業はなかなか困難でもあり最も重要でもあるのです。

先ほど、お客様は直感的に他店と比較すると書きましたが、当店が他店と同じイメージでは競争優位にならないからです。

他店になく、お客様が求めているものはなにか。これを直感的に把握される経営者もおりますし、紆余曲折、試行錯誤の結果、体得される経営者もいるでしょう。

他店との違いを明確にし、当店の優位性を明確にするために2軸を用いてマッピングするツール、それがポジショニング分析です。


しかし、その前に、念のために市場の分析をしてみましょう。

よく使われる手法ですが、次のSWOT分析表に記入し、作戦をたてます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

機会(O)

 

 

 

強み(S)

 

 

 

 

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脅威(T)

 

 

 

弱み(W)

 

 

 

 

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市場は厳しいですが、ピンチはチャンス。業界市場のチャンスと脅威をリストアップし、これにお店の特徴である強みと弱みを対比させ、強みを活かし市場の脅威を避け、

機会に挑戦します。お店の強みはあくまでもお客様からみた特徴です(常にマーケットインの視点です)


ここで抽出された特徴(強み)が市場の要求を満たしているとこれがチャンスとなるのでこれを当店のポジショニングの属性とし、競合店と明確な差別化をはかります。

また、強みがみあたらない場合は、市場の機会にむけて当店が勝てる強みを探し、これを強化します。

 

【ポジショニング分析の例】 

 


 

 

お店の進む方向が違っていると(即ち戦略が誤っていると)勝負に負けますから、ここのお店の特徴(属性)を誤ってはいけません。 なんどもお客様の立場になって検討します。

 

       その特徴は、お客様に共感できるものか

       その特徴は、競合店との違いとしてお客様に明確に認識できるものか

       その特徴は、ターゲット顧客に支持されるものか

       その特徴で戦って、勝てる見込み(採算)があるか

 

競合店との違いが明確で、かつお客様からご支持をいただける特徴を撰び、これを当店の強みとし、お客様にアピールし、さらなる集客方法を考えて下さい。 





幣所のお客様には、売上UP作戦シート をご提供できます。ご希望の場合は、お電話またはメールにてご連絡くださいますようお願いいたします。


  内容は以下のとおりです。

 (新規顧客獲得対策/顧客維持対策/リピート向上対策/買い上げ点数向上対策/売り単価向上対策/待ちの経営/攻めの経営)

     

  

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